サステナビリティ・
CSRの取り組み
SUSTAINABILITY
CSRの取り組み
方針
私たち北野建設は、
「顧客からの信頼を第一義に考え、高品質・高付加価値なものづくりに徹し、社会の期待に応え、ともに発展する」
という経営理念のもと、地域社会に根差した建設業を中心に、レジャーや文化、スポーツ振興など、
様々な皆様の生活や安全、心の豊かさを支える活動を行っています。私たちはサステナビリティを重要な経営課題と位置づけ、
持続可能な社会の実現に向けて活動を継続していきます。
トップメッセージ
建物をつくって終わりではない。
その風景がいきいきと動きだす、持続可能な事業活動を目指します。
「地域密着型経営」を掲げ、社会の持続可能な発展に貢献していく。
それが、北野建設がいちばん大切にしていることです。
どれだけ建物をつくっても、そこに人が行き交い、地域が、社会がいきいきと潤いを持たなければ意味がありません。
だからこそ今、これまでの建設業という枠を超えたアクションが求められている。
私たちは具体的な目標を定め、その実現に向けて日々取り組んでいきます。
人材への積極的投資、地域に愛されるスポーツ・芸術文化の支援、環境負荷への取り組み…。
すべてのアクションは、たったひとつのゴールに向かっています。
よりよい明日は、建てることができる。それは夢ではありません。みなさんとの約束です。
代表取締役会長兼社長
北野貴裕
品質・環境方針
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品質方針
顧客からの信頼を第一義に考え、高品質・高付加価値なものづくりに徹し、社会の期待に応え、ともに発展する。
- 高品質・高付加価値なものづくり
- コンプライアンスの重視とコーポレートガバナンスの強化
- 地域密着型経営
- 積極かつ堅実経営
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環境方針
信越地域特有の素晴らしい環境を維持し、かけがえのない地球の生命と資源を守りながら、社会の発展と文化の創造に貢献することを目指す。
- 環境マネジメントシステムを確立し、全ての事業活動の中で環境保全活動に取り組むと共に、継続的に改善を図っていく。
- 環境保全を目的とする法規制、並びに当社が同意する協定や指針その他の要求 事項を順守する。
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次の活動領域では、環境目的及び目標を設定して定期的に見直しを図りつつ、 汚染の予防を含む環境保全活動を重点的に実施する。
- 建造物の施工段階における環境負荷の低減活動及び環境改善活動
- 自社設計の建造物に対する環境負荷の低減活動及び環境改善活動
- 業務における環境負荷の低減活動及び環境改善活動
- 全従業員に対し環境教育による意識啓発を図り、環境方針に則した活動の実践を促進する。
- 地域及び一般社会に対し、環境方針の公表などコミュニケーションに努めて、環境に配慮した事業活動を推進する。
行動指針
北野建設グループは、事業活動を通じ経営理念の具現化を実践するとともに、
社会からの信頼に誠実に向き合い、持続的な発展に貢献することを目指します。
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北野建設の経営者・社員は「経営理念」「経営方針」や「企業行動指針」を正しく理解し、周知徹底するとともに実践を行い、企業倫理の徹底を図ります。
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適切な品質管理や先進技術の開発等を通じて、建設生産物の品質確保と向上に努め、工事の施工にあたっては安全第一主義を徹底するとともに、個人情報、顧客情報の保護に十分配慮し、消費者・顧客の満足と信頼を獲得します。
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事業活動にあたっては、法令・法の精神、社会的規範を遵守し、社会から求められる企業の社会的責任を果たします。
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公正、透明、自由な競争を旨として事業活動を行うとともに、政治、行政との健全かつ正常な関係を保ちます。
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株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを図り、企業情報を適時・適切に開示します。
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市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体に対しては、毅然とした態度で臨み、反社会的行為は行いません。
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国際的な事業活動においては、国際ルールや現地の法令を守り、現地の文化や慣習を尊重し、その発展に寄与する経営を行います。
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地域社会と良好な関係を構築し、よき企業市民として積極的に地域社会の発展に貢献するよう努めます。
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自然保護など地球的規模における環境保全のための取り組みを推進し、良好な環境を創造するため、自主的、積極的に行動します。
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人財は最大の資産であり、社員の健康を重要な経営課題と捉え、人権・個性を尊重するとともに安全で働きやすい健康的な職場環境を確保し、社員や家族のゆとりと豊かさの実現に努め健康経営を推進します。
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「持続可能な2030年までの開発目標(SDGs)」を重要な国際社会共通の目標として捉え、その達成に向けて行動します。
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本指針に反するような事態が生じたときには、経営トップ自らが問題解決にあたり、原因究明、再発防止に努めます。
また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にした上、自らを含め厳正な処分を行います。
マテリアリティ一覧
社会的責任やサステナビリティ経営の指針として重要な役割を果たすSDGsに積極的に貢献するため、
当社では以下の6つのマテリアリティを新たに設定しました。
テーマ・カテゴリ | マテリアリティ | 関連するSDGs |
---|---|---|
1. ゆたかな環境のために |
マテリアリティ 環境に配慮した事業活動の推進 |
関連するSDGs ![]() ![]() |
2. すべての働く人のために |
マテリアリティ 人的資本の強化 |
関連するSDGs ![]() ![]() |
3. 快適な労働環境のために |
マテリアリティ 労働安全衛生の確保 |
関連するSDGs ![]() |
4. 信頼される技術のために |
マテリアリティ 品質の確保と技術力の継承 |
関連するSDGs ![]() ![]() ![]() |
5. 文化と地域社会のために |
マテリアリティ 文化の継承と地域社会への貢献 |
関連するSDGs ![]() ![]() |
6. 責任ある企業活動のために |
マテリアリティ 責任ある企業活動の実施 |
関連するSDGs ![]() |
KPI 目標・指標・実績
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1
ゆたかな環境のために 環境に配慮した事業活動の推進
オフィスでの省エネルギー活動の推進や、お客様への環境負荷の低い設備導入の推奨により、気候変動に対応します。また、リサイクル材の利用や建設廃棄物のリサイクル率向上等に取り組み、環境負荷低減へ貢献します。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 作業所におけるCO2排出量 ※次年度以降は事業所に展開 定量 - 2035年度のCO2排出量を建築工事は5,320kg-CO2/億円、土木工事は22,400kg-CO2/億円以下(2013年度比60%減)
- 2035年度のCO2排出量を建築工事は5,320kg-CO2/億円、土木工事は22,400kg-CO2/億円以下(2013年度比60%減)
床面積あたりの建設混合廃棄物の発生原単位または混合廃棄物比率 定量 - 2025年度の建築新築工事における建設混合廃棄物の延床面積あたり発生原単位を10kg/㎡以下
- 建設混合廃棄物排出率は近いうちに3.0%以下とすることを目指して2025年度の目標値を6.5%以下
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2
すべての働く人のために 人的資本の強化
従業員一人ひとりが適切なワークライフバランスを実現できるよう、柔軟な働き方の整備や長時間労働の防止を実施します。また、従業員のキャリアアップを支えるため、人材育成にも積極的に取り組み、従業員全員がいきいきと働ける環境を整備します。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 一人当たり労働時間 定量 - 正社員一人当たり平均年間労働時間2200時間(2024年度比△3.5%)
人材育成体系の整備 定量 - 全社向け研修および選択型研修を通して、会社および社員のニーズにあった教育を行う
社員の研修受講費用総額15百万円以上
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3
快適な労働環境のために 労働安全衛生の確保
労働安全衛生確保のための現場パトロールや安全指導を実施し、全ての従業員が安全かつ快適に働くことのできる環境を整備します。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 労働安全災害の予防・
再発防止策の継続的な実施定性 - 死亡重篤災害・重大災害ゼロを堅持するため、作業現場の巡視により、不安全設備の排除を徹底する
労働安全衛生に関する
研修の実施回数定量 - 労働災害防止の観点から、当社社員に対して入社年次ごとに年間回数を設定した安全教育を実施する
-
4
信頼される技術のために 品質の確保と技術力の継承
品質管理体制の整備や、研修等を通じた専門性のある人材の育成および当社の持つ技術力の強化やノウハウの伝承により、高いレベルの施工品質を確保・維持します。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 民間新築工事発注者
アンケート結果(建築)定量 - 民間新築工事発注者アンケートによる竣工時顧客満足度総合評価「優」評価数80%以上
優良工事表彰対象件数(土木) 定量 - 公共工事優良工事表彰対象数50%以上
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5
文化と地域社会のために 文化の継承と地域社会への貢献
伝統文化・芸術の保全活動やスポーツへの協賛活動を通して、広く文化の継承をサポートするとともに、様々な地域の皆様との信頼関係を築きながら地域社会の発展に貢献します。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 地域で暮らす人々の
幸福度の向上定性 - 地域社会に潤いをもたらし、持続可能な豊かさを実現していく
- 北野文芸座などを通じた文化普及活動、コミュニティを活性化させる
- 祭事やスポーツイベントへの支援活動、スキー部・陸上部の選手たちによる感動体験の創造を継続する
-
6
責任ある企業活動のために 責任ある企業活動の実施
行動指針や経営方針に則り、コーポレートガバナンスの強化や、コンプライアンス・リスクマネジメントの徹底に取り組み、お客様やステークホルダーの皆さまからの信頼の確保に努めます。
※定量は2025年度目標 KPI 定量/定性 KPI設定 コーポレートガバナンスの強化 定性 - 取締役会の実効性評価を実施し、ガバナンスを改善する
- 社員一人ひとりの社会的責任への意識を向上させる企業文化の醸成
- 会社のあり方や経営の方向性の基本を示す「社是」や「社訓」等を、社員が良く理解し活動することで、一体感のある企業運営を実現する
重大コンプライアンス事案 定量 - 重大コンプライアンス事案の発生ゼロ
※「重大」の社内定義
- 出勤停止以上の懲戒対象となったもの
- 情報セキュリティ事故については、対外開示が必要となったもの