北野の人を知る
自分の目標を見据え
会社の環境や経験を活かして
共に成長していく
会社の環境や経験を活かして
共に成長していく
R.M.
建築施工管理職 / 2022年入社 / 長野本社建築部
施工管理の仕事内容
保養所の施工管理が終わって、夏からマンションの建設現場に移りました。15階建ての高層マンションが2棟あって、私はイースト棟を担当しています。いまは基礎工事が完了して、1階から上部躯体の工事を開始しました。主な業務は月間工程の作成や、躯体工事に伴う打合せや資材の手配をしています。それと図面のチェックなども少しずつ担当するようになりました。以前の施工現場は意匠性が高いRC造の壁式構造でした。今回のマンションも同じRC造ですが、ラーメン構造で機能性や経済的なところを重視した設計なので、見たことのないものがたくさんあります。
学べる環境について
一級建築士を取得するに際して感じたのは、試験の1〜2ヶ月前くらいから、残業を減らすように配慮していただき、周りがサポートしてくれたことです。早く帰って勉強できるように、試験直前は休ませてもらったり、有給を取らせてもらったり。年次が上がると仕事量が増えて、どうしても仕事にかける時間を増やさないといけない。自分の現場に限らず、この会社にはとても優しい方が多いので、資格をとりやすい環境だと思います。
働く環境について
現場が切り替わるタイミングで部長との面談があって、業務内容や今後は何をやってみたいかなどを話します。この現場では上司から、「継続的に人が暮らす建物を一度は経験しておくといいよ」というお話をいただきました。躯体もですが、内装工事に入ってからは断熱材や仕上げの見栄え、それと生活するための利便性に注目していくことになると思います。もともと住宅にも興味があったので、住居者のオーダーにあわせた内装の仕上げに興味がありますね。
研修について
現場見学として、長野から東京の現場を見に行ける機会があります。色々な施工現場を見学できるのは、若手の研修カリキュラムとしては、とても大きな意味があることだと思います。座学では図面のチェック方法や、工事の品質管理の要点などを学びます。現場では安全パトロールが定期的にありますが、そのときにだけ意識をするのではなく瞬間的な判断ができるように、どのような基準を設けているのかなどを学びます。うちの現場はこの方法だけど、安全面の法規ではどうなのかなど、管理の仕方を客観的に確認できる研修になっています。
現場の雰囲気
施工現場や事務所はとてもいい雰囲気です。職人さんは仕事に厳しいですが、聞けば何でも教えてくれる優しい方ばかりで、技術に触れることができてとても楽しいです。若手の所長が増えてきているので、コミュニケーションが取りやすい。1年目や2年目のときはわからないことがたくさんあって、経験も知識もないから自分で考えても答えは出てこない。だから聞くしかないですよね。中には「そんなこと聞くなよ」っていう質問もありましたが、それも経験として積み重ねていく。考え込むだけではなく、聞ける人がたくさんいる、選択肢が多いことも当社の魅力です。やる気というか、やってやる! と吸収していく——そういった気持ちも大切だと思います。