
「MetaMoji Days 2024」に当社社員が登壇
2024年7月4日、5日に開催された「MetaMoji Days 2024」に当社社員が登壇しました。
経営理念である「高品質・高付加価値なものづくり」を追求するためにデジタル技術を活用し、また地域の建設業界のデジタルトランスフォーメーション(以降、「DX」と称する)を牽引し、建設業界全体の効率化に寄与することでお客様及び社会の持続的な発展に貢献します。
私たちの建設業界は、新たな時代の扉を開こうとしています。2024年問題で懸念されている人手不足や長時間労働問題に加え、資材費の高騰や異常気象等、様々な課題が我々に課せられています。これに立ち向かい、成果を上げるためには、組織全体が一丸となって変革を進める必要があります。
まず、人材確保のためには魅力ある建設業にすることが不可欠です。そのためにも我々は働き手に対して新しい価値を提供しなければならないと考えています。デジタル技術の導入により、より効率的で魅力的な作業環境を構築し、多くの人材を惹きつけることが求められています。また、現実問題として人口減少と労働力不足が進行していく中で、DXにより日常的なミスを削減し、教育期間を短縮することも事業継続のためには非常に重要と認識しています。
次に、当社のDX推進はゼネコンとして我々の責務であると考えています。元請けであるゼネコンがDXを積極的に進めない限り、建設業界全体が効率化し、競争力を維持することは難しいでしょう。また、建設プロジェクト全体の取りまとめを実施してきたこれまでの知見・経験とその組織力を最大限に活用し、技術の導入やプロセスの最適化を通じて、業界全体の進化を牽引していく覚悟です。
これらは建設業者だけのメリットではなく、お客様にとってもプラスになるものと考えています。これまで我々が積み重ねてきた知識と経験に、DXによる進化を加えることで、お客様との長期的な信頼関係を築く基盤を作っていきたいと考えています。
一方、デジタルに過度に依存することは避けなければなりません。大切なのは、働き手の意思を尊重し、健全な労働環境を整えることです。また、システムや環境が働き手の力を引き立て、品質向上に貢献すればこそ、お客様からの信頼を築くことができると考えています。当社の創業からの理念に忠実に、信頼と品質を重んじた仕事をしていくことが、今後も我々の使命でありつづけることに変わりはありません。
共に歩む皆様とともに、未来への一歩を踏み出し、建設業界をより持続可能で魅力的なものに変えていく覚悟で進んでまいります。どうぞ、一層のご協力とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2024年7月4日、5日に開催された「MetaMoji Days 2024」に当社社員が登壇しました。
当社は、株式会社日立ソリューションズを、全社の生産性向上をめざしたDX推進プロジェクトの戦略的パートナーとして選出し、建設テックを本格活用します。
労働基準法第36条時間外労働の上限規制の100%順守
現場利用システムの刷新及び利活用促進(2025年度末まで)
AIやRPA等の導入による工数/時間の削減目標(2025年度末まで)
社長直轄でDX戦略推進本部を設置し、DXに関する意思決定と遂行を効率的に行います。進捗状況や課題については経営会議にて議論し、戦略や方針についての速やかな意思決定を行います。
DX戦略推進本部は組織内の異なる部門との連携を促進し、迅速かつ継続的なDXの推進を実施します。
DXに関する全社横断的な議論を行うための会議を行います。この会議は、異なる部門の代表者や専門家が参加し、DX施策に関する知識と情報の共有を全社的に行います。また、役員会においてもDXの進捗状況や課題について報告し、必要に応じて方針や戦略を変更しながら進めてまいります。
社内リソースに限定することなく、ITベンダーとのパートナーシップにより社外リソースも積極的に活用しDX推進を加速させます。
DX遂行に必要な人材を確保するために、研修プログラムを実施します。
ロードマップの作成により、従業員がDXに必要なスキルを段階的に向上させるための計画を策定します。
ITベンダーとの協業を通じて、実践的な経験を積むOJTにて実務でのスキル向上を促進します。
IT関係の資格取得の支援を行います。