S BOX
東京都心部に建つ個人住宅です。北面と東面に木ルーバーを配しています。
木ルーバーは、窓の位置によって割り付け方や寸法が異なっています。大きなものなので、落下防止を考えて「蟻桟」という木組み方法によって固定しています。
1階リビングです。内部にもルーバーを多用しているため、連動するルーバー以外の他の部分の納まりにも細心の注意を払って施工しています。
1階リビングです。左手のエレベータシャフトはガラス張りで、竹の細い材で囲われています。
2階子ども部屋前の廊下です。ドアやスイッチパネル、収納など凹凸の出がちな要素をすべてフラットとなるように納めています。
所在地:東京都 用途:個人住宅
設計監理:隈研吾建築都市設計事務所 構造:鉄筋コンクリート造
規模:地上2階 地下1階 延床面積:520.6㎡ 竣工年:2008年