Y邸
軽井沢に建つ別荘です。斜面地の上端に寝室部、リビングダイニング部、客室部の3つをそれぞれから眺望が得られるように配置する平面構成です。
エントランスからプライベートガーデンを眺めます。左奥へ進むと眺望のよいテラスに出ます。
テラスから軽井沢の景色を眺めます。眺望を確保するため、コンクリート壁は居室の端部側に設け、テラスに張り出した鉄骨造の屋根を支える構造は格子柱のみとしています。
テラスから室内を見返します。木製格子戸と同じサイズの格子柱に鉄骨造の屋根を架けるためには、先に屋根を組んでから格子柱を滑り込ませ、格子柱に無理な力が加わらないようにする必要がありました。
リビングダイニングから軽井沢の景色を眺めます。壁でなく格子柱を用いているので、視線が外へと抜けていきます。
所在地:長野県軽井沢町 用途:別荘
設計監理:プランテック総合計画事務所 構造:鉄筋コンクリート造 鉄骨造 木造
規模:地上1階 延床面積:552.7㎡ 竣工年:2005年