百日紅のある家
東京近郊に建つ個人住宅です。右側の切妻屋根を載せた門は玄関へ繋がっています。
玄関アプローチ空間を見返します。床は花崗岩で、緩やかな階段になっています。屋根は洋小屋のトラスです。
アプローチに隣接して茶庭があり、その奥に茶室が見えます。外壁はせっ器質ボーダータイル貼りです。
リビング・ダイニングです。ガラスの引き戸を開け放ったときのテラスとの一体感を大切にするために、サッシのレールが見えないよう床よりも下の位置に納めています。
茶室です。天井回りは真菰(まこも)などの伝統的な素材を使用しています。照明や空調の給排気口などの設備は目障りにならないように納めています。
所在地:千葉県松戸市 用途:個人住宅
設計監理:井上尚夫総合計画事務所 構造:鉄筋コンクリート造
規模:地上2階 地下1階 延床面積:554.2㎡ 竣工年:2011年