森の中の森の家
軽井沢に建つ個人住宅です。新しく植えられた木々の間から鉄平石を小端積みにして仕上げた外壁が見え隠れしています。
南西側のテラスです。塀は浅間石積みで、テラスの床面には深岩石という凝灰岩を使用しています。
リビングです。主体構造は鉄筋コンクリートで、内部の壁も外壁と同じ鉄平石小端積み仕上げです。敷地の高低差が内部にも反映されていて、右奥のライブラリーは床が高くなっています。
ライブラリーからテラスを眺めます。壁が内部と外部で連続して見えるように、鉄平石の仕上げを同じ位置とする設計になっています。
ライブラリーです。天井高はおよそ5mです。
客間です。床はキリ板の浮きづくり、壁は左官仕上げ、天井は薩摩葦張りです。
所在地:長野県軽井沢町 用途:個人住宅
設計監理:泉幸甫建築研究所 構造:鉄筋コンクリート造 木造
規模:地上2階 延床面積:371.8㎡ 竣工年:2009年